君子占わず|コラム

陰陽バランス

もみじ (2)

今日のコラムは「君子占わず」です。

私が学んでいる「易経」は、中国の古典で、五経四書の中でももっとも古い書物です。
そこには六十四個の卦(か)が、例え話で書かれています。

その古典の一部が、占いとして発展して一つの形になったの「易占い」です。
同じ卦(か)でも、「易経」の解説と「占い」の解説は違います。
だから、易経を勉強しても易占いはできませんし、
易占いを勉強しても易経を知っていることにはなりません。

ただ、易経を勉強すれば、占わなくても「今がどういう時なのか」がわかります。

それが、易経の中に書いてある

君子占わず

です。

これは、君子は占いなど信じないという意味ではなく、
「君子なら占わなくてもわかる」ということです。
その領域に達するにはなかなか難しいですが(苦笑)。

ですが、易経を学ぶ人は、一年に一度だけ「冬至占」をします。

それは、何かを占うというよりは
「今の私が学ぶ卦は何ですか?」
「私が今年学ぶ時はどんな時ですか?」

を易に聞くためです。

易経を自分の人生と照らし合わせ、実践で学ぶためです。

卦の立て方は、筮竹(ぜいちく)を使います。
易者さんがつかっている竹の棒です。
竹の棒の数で卦を出して、それを読み解くわけです。

筮竹を使うのは正式なものですが、略式の方法もたくさんあり、
中でも使い勝手のよいものは「サイコロ」です。
私はこのサイコロを使っていますが、これは普通のサイコロではなく、
八角形の易用のサイコロです。

さらに略式なものは「コイン」を使う方法です。

コインは何でもいいのですが、身近にあって手軽なのは
「10円玉」5個と「100円玉」1個を使うものです。

方法については、冬至が近づいてきたらブログでご紹介しますので、
興味のある方はご覧くださいね。


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